僕とふみちゃん

18年前に出会った僕たちは、再会しました。

ご奉仕

この逢瀬の前に、僕は片腕を負傷していて

一番先に心配したのはふみちゃんを抱けないことだった(笑)



すぐに連絡する。


「腕をけがしちゃって、ごめん」


『え?大丈夫?無理しないでね。

なんのごめんなの?』



「ふみちゃんを可愛がれない、ごめん。(笑)」



既読スルー。



『やだ😆 会えるだけで嬉しいよ』



「会うだけでいいの?」




既読スルー。




『いじわるなの?』




「いじめたいから(笑)」



『楽しいの?』



「楽しい。ふみちゃん、拗ねて照れてるでしょ?かわいい。」



『かわいくない!』




『じゃあ、私がご奉仕してあげる💕』





これには僕がしばし既読スルー。


心臓が“バクン”となった。












「ふみちゃん、ご奉仕してくれるんじゃなかったの~(笑)」


トロンとこちらを向くふみちゃん。


『大丈夫ー』


そう。たしかにふみちゃんは深く酔ってぱっと醒めるんだけどね…

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