閑話⑩赤ちゃん
友人宅に遊びに行った。
娘さんがまだ二歳で、人見知りするらしく
僕にも勿論、人見知り。
でも、一緒に遊んでるうちに
抱っこをせがんでくるようになり
僕の腕の中で寝てしまった
写真を撮ることがあまり無い僕だが
あまりにもかわいくて、一緒に撮ってもらった
後日、話と供にふみちゃんに見てもらう
『デレデレしてる~✨これくらいの時って、まだまだかわいいんですよね』
たまらないなぁ、と、
写真をみるふみちゃん。
そして、僕を見つめて言った。
『ひろくんの、赤ちゃんをうんでみたいって思ったことあるよ。』
『好きになると赤ちゃんがほしくなるってほんとだね』
僕は、何て言っていいかわからずに
ふみちゃんを抱き締めた。
『妊娠してるときって、ほんとに幸せなの。大好きな人との愛しい子。産んだあとは色々たいへんやから、3人で充分やけど~』
僕に、気を使ってるの?
そんな未来は無いけど、
僕をそんなに思ってくれて、ありがとう。