僕とふみちゃん

18年前に出会った僕たちは、再会しました。

完敗

次の僕の出張の時。


いつもより急に決まったこともあってか

ほんとにホテルが、無い

海外からの旅行客が多くホテルがたりないと

頻繁にニュースで報道されていた頃だった。


ふみちゃんも旅行サイトで検索してみてくれたらしいけど

高級ホテルのスイートとか

そういうところしか残ってない

そんな印象だったようだ


やっと、一件見つかり部屋をきめた

ふみちゃんに連絡する


「⚪⚪っていうとこなんだけど…」


ただ、その日は接待があり普段の感じでは会えない。


すぐに検索してくれる。



『あ、そこだと私、車でで行けるよ』


『夜中に行って、朝帰ろうかな?ひろくんがしんどいかな。いい?』



「僕は嬉しいよ。次の日は帰るだけだし。でも、無理しないで」


気持ちでは来てほしいけど、翌日仕事のふみちゃんを無理させるわけにはいかなかった。




そして、当日。


思ったより接待が長引き、その上中洲でばったり先輩に会ってしまった。


「先輩、僕帰りたいんっすよ~」


「はぁ?お前、久々に会ったせんぱいの酒、飲めねーの?」


ふみちゃんからはとっくに出発するよとLINEが来ていた


『おつきあい優先してね』


いや、優先順位は、今はふみちゃんなんだよ

帰りてーーー!


やっと先輩から解放されそうと連絡をしてから一時間以上、ふみちゃんに会えたのは夜の3時をまわっていた。



いつもよりラフな感じでめがねのふみちゃん。

シャンプーの香りがする。


この日は始めから横にならんで座って、かなり酔っぱらった僕がふみちゃんにもたれる。


「ほんとにごめん。」

僕は事の顛末をはなした。


『良かったじゃないですか。私とばっかり会ってくれてるから、地元のお友だち付き合い大丈夫かなって思ってたんですよ。これからもそういう風にしてくださいね』



どこまでも、優しい。



少し話して、珍しくふみちゃんが僕をベッドへいざなう。



「抱きたいけど、僕のが元気なくって…」



するとふみちゃんがにっこり笑って


『私も疲れてるし眠いの。今日は一緒に寝るだけにしましょ。』


ふみちゃんの腕枕に寝るように促される。


頭を撫でられる。


「こんなふうにされるの、子供の時以来かも」



『そう?きもちいい?』



「ああ、気持ちいい」




眠りに落ちた。


暫くして、喉が渇いて目覚めたら

ふみちゃんが寝ていた

今度は、本気で


初めてのふみちゃんの寝顔。


かわいくて暫く眺めてると

寝たからか回復してきた


ノーブラのふみちゃんのかわいいところをまさぐってみる


すぐに目覚めて『おはよ』とキスされた。

時計を確認する。


『ひろくん、時間ないよ』


「ごめん、でも、したい」



『じゃあ、寝てて(笑)

私がするね』



マグロ状態の僕に、全身やさしくキスし

もう我慢大会状態のそこを

いつもより急ピッチで進む


そして、ふみちゃんは下だけぬいで股がり

僕を彼女の中へ入れてくれた


また、新しいふみちゃん


凄い。



「エロい…」


『え?!嫌?』


「んな訳ない。」


『私、ひろくんとするの大好きだから。きもちよくなって?』



完敗の夜(朝?)だった。(笑)

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