僕とふみちゃん

18年前に出会った僕たちは、再会しました。

後日

こんなところで、記録が終わっていた


もう、一年近くたってました


記憶を辿ってみる













フミちゃんの話によると


嫁のブログには時々僕のことが書かれていたらしく

そのうちインスタも始まって「何気ない日常」的なものが時々アップされていたそうだ。


動画なんかもあり、声が入っていたり

フミちゃんが東京に来た時に一緒にいったバーらしきところでの

楽しげな様子がうつっていたりしたらしい。


フミちゃん曰く「ヒロくんの声が聞けて嬉しいけど、なんとも言えない複雑な気分」


「ストーカーみたいですよね。でも、ずっとモヤモヤしてていってしまいました」



嫁と二人のことももちろんあっただろうが

お互いがオーナーに会いに行くみたいな感じなので

イチャイチャしてたりそういうことは決して無いと思う。フミちゃんは嫉妬というより、自分のしてることへの良心の呵責を感じたようだった

理由は

それは、2週間前。

僕は、「北海道に旅行にいってくるよー」と、ふみちゃんにLINEした。


その日の夕方LINEをみてみると、「送信を取り消しました」のメッセージ

(それは、はじめての経験。とっても気になる)



その日の夜、旅先から連絡してみた。

「忙しそうだね」


『なんで?』


「返信無いから」


『そんなつもりなかった』


「電話できる?」


『出来ない』


「そか。」


『ごめん。なんかヤキモチ。ほっといて』



ん?よくわからん。

文章も何だか無機質。






「やきもち?何に?」


返信なし。



その後も返信は無かった。




5日の旅行の後、帰宅後にふみちゃんに報告した。



「帰ったよ。機嫌なおった?」




既読スルー。


めずらしい。


忙しいんだろうな~位にしか、思わなかった。



その日の夜中、メッセージが入った。

「今まから言う事をひろくんが聞いたらね、引くと思う」

「別れたくなると思う」








どういうこと?


心臓がドキドキして、メッセージが打てない。




そのまま、じーっとしていたと思う。



ふみちゃんからの告白はこうだった。












「北海道、奥さんとでしょ?」




え?うんとはいわないけど、間違いじゃない。そう思うのも、わかる。でも、正直今更な感じだ。



「もちろんね、羨ましいなー いいなー って思う。でも、あたりまえだし。奥さんは大切にしないとね」



「でもね、やっぱり会えないの 辛いの。私のこと奥さんにばれても悲しまないって言ってた事あったけど、そんな事無い。」



「好きな気持ちには色んな形があって、奥さんはヒロくんの事家族とかパートナーとか形はわからないけど、大切に思ってるよ」


『同居人だよ』



「嫌いなら、インスタとかブログにこんなにヒロくんのこと挙げないでしょ?」

危機

久しぶりに、記録してみようと

やってきました。


もう、7ヶ月も放ったらかし💦




この数か月、ふみちゃんはすこぶる忙しくて

LINEも僕からの一方通行。


会えても、今までのように

時間をかけてまぐわうことができなくて。



危機的局面というか、

「このままでいいのかな?」みたいなことを言われた。




理由は…僕にはわからなかった。




ただ、フェイドアウトは嫌だから

ちゃんと言ってね


僕から別れたくないって言えない




こんなことを伝えた














最近、ふみちゃんがなんでこんなことを言い出したのかが


わかった。