朝日
結局、
目覚めたら、朝方だった
珍しく、下着姿のふみちゃん
起きたんだな(笑)
僕が動いたからか、パチッと目を覚ます。
本当に目覚めは抜群だ。
僕は、まだはっきり起きてないので、目をつむってまどろんでいた。
視線を感じる(笑)
ふみちゃんが、僕の顔を撫でたり、頬や唇にキスしてくれる。
そしてまた、僕の体に腕を巻き付けた。
「おはよ」
『あ、おはよ。起こしちゃったね』
「あー全然。ごめんね、折角泊まってくれたのに寝ちゃって」
『え?寝ちゃったの私でしょ(笑)私こそごめんなさい。』
くしゃくしゃの笑顔。
たまらない。
「ねえ、ふみちゃん」
『はい』
「ふみちゃんの中に入りたいんだけど」
本当に目を丸くしてる。
かわいい(笑)
『うん。入って』
すぐには、入らせてくれないんだけど。
ふみちゃんが前に言ってたけど
僕に会ったら20代の自分の気持ちになるような感じがするって。
僕もそうなのかな。
そのあとは、会えなかった時間を埋めるように
ふみちゃんをあじわった。
朝の光の中で。