僕とふみちゃん

18年前に出会った僕たちは、再会しました。

きれい

夜だし、一瞬見間違えたかと思った。


淡いベージュの凄く上品な佇まい。

小さくてを振ってる。


キョロキョしてみる。

近くにいたやつも、キョロキョロしてたのが笑えた




「あー…えっと…どうしたの?」


後で聞いたんだが、今までに見たことないほど僕はビックリした顔だったらしい。




『ん?おかしい?』



「いや、綺麗…」



『あは。ありがとう。

良かった~ 一回着てきたかったの』



「僕のために?」



『あ~まぁそうなるかなぁ。地元じゃ何となく恥ずかしいから』




聞けば、東京でレンタルして着付けもしてもらったとか。



ただでさえ久々の再会でテンションあがるのに、ドキドキしっぱなしだ。



場所が銀座なだけに、同伴みたいだけど。(⬅フミちゃんにも言われた。)

それはそれでいい気分だ。



『忙しいのにありがとう』



「何言ってんの~ こちらこそだよ 」


階段を先に降りていたけど振り返って、見る。



『何?』



「いや、似合ってるな~って」



『嬉しい。』



頬にてをあてて、恥ずかしげにしてる。


土地柄、着物の女性も珍しくないんだが

まわりの視線が少なからずふみちゃんに向いてる。

気分いい♪


食事して、前回とは違う僕の一番馴染みのバーへ


家族旅行のときの一人で来てみたいからとのことだった。



大切な人が一人でも訪れる事ができる

信用できるバーテンダーのいるところへ案内する。



オーセンティックバーは緊張するといいつつ、ふみちゃんももういい大人なので(笑)

着物の姿のふみちゃんはなかなか絵になっている



「月末に、今度は一人でくる予定だから

そのときはよろしくね」



バーテンダーに重々頼むよと伝え、ふみちゃんを紹介する。



バーテンダー(山崎君)と同郷だったらしく

楽しそう。

その様子を見ている僕も、嬉し…






いといいたいけど、妬ける。





小さい男です…





さすがにこちらを気にしてくれるから、ちょっと意地悪。



ふみちゃんの太ももナデナデ(笑)



そっとてを重ねられ、ニッコリされる





いや、参りました(笑)



早々にバーを出て、ホテルに向かった。

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