ご奉仕遂行
腕にふみちゃんを絡ませたまま
夜の町を散歩。
ホテルについて、またまたジャケットを脱がせる。
『ごめんね。腕、大丈夫?』
「うん、大丈夫だよ。ちょっと寝たら?」
『うん。ちょっとだけ。起こしてね』
「ああ。わかったよ」
直ぐにふみちゃんの寝息が聞こえてくる。
それを肴に、飲み直す。
暫くして、ふみちゃんが ガバッと体を起こした。
『何時?!』
「⚪時だよ。大丈夫」
『ひろくん、来て?』と
おいでおいでする。
元気な方の腕で腕枕して
暫し、ふみちゃんの香りを愉しむ。
ふみちゃんの手が、シャツの上から
僕の胸元をまさぐる。
「くすぐったい(笑)」
『服、脱がしてあげる』
ボタンを外しながら、露になっていく僕の肌を
手と舌で優しく愛撫してくれる。
思わず僕も息が漏れる。
ふみちゃんは手を休めることなく、顔を僕の方へ向ける。
『今日は、私がいっぱいするね。』
いつにも増して、ご奉仕してもらった夜だった。