僕とふみちゃん

18年前に出会った僕たちは、再会しました。

限られた時間

気がつくと。


本気で寝てる(笑)


どんだけ疲れてるんだろう。






上着と靴を脱がせて、ベットへ寝かせる。


『ひろくん、だっこして?』


「ん?寝てていいんだよ?」


『勿体ない。時間無いのに』




僕も彼女の横に入り、抱き締める。




「ふみちゃんは、勿体ないっていうけど、

僕といる時しか出来ない事でしょ?」


『う~ん。でもなぁ』


納得してない様子。


「今日も泊まれるんだよね?」




僕の質問にちょっとびっくりして

そのあと、困ったように微笑んだ。



『今日は泊まれ無いの。ごめんね、伝えてなかったね』

(この後、LINEを遡ると、ちゃんと泊まれないという会話をしてた…)


あ…そうなんだ。



「じゃあ、もうイチャイチャしよっか。」



僕の言葉に眼をキラキラさせて頷き、

下顎にキスする。

唇を合わせては離れて瞳をあわせる。


『ひろくん、逢いたかった』


とろけた顔で、囁かれ





限られた時間の逢瀬をたのしんだ。

悪いのは。

期末の忙しさが過ぎても

何となくここにこれず、返信もさせていただいておらず、すみません。


今の気持ちを記録しにきました。


僕は、寂しいという感情がちょっとかけてるなって

フミちゃんと再会して強く想うようになりました。


会っていないと思い出すんだけど、会いたいな~って思うんだけど“寂しい”では、無いんですよね…


だからなんなんだ?ですよね。


先日のふみちゃんとの逢瀬は、自分の事ながら酷くて、懺悔の意味でも書いておきます。





その出張も、数日前に決定した。


フミちゃんに連絡すると、遅番からだからいつものパターンで食事無しのお泊まり。


決まったのが近々だったので、いつものホテルがとれず2番目のホテルになった。ここもきれいだし、特に問題はない。



そしてあっという間に当日。

前日から花粉症の症状が酷いうえ、体調が悪い気がする。

アポの時間が押したりしたけど食事して寛いでいた。


フミちゃんの仕事が終わるのも遅いって聞いてたし、泊まりだからと気にせずにシャワーへ。あがったらLINEの着信が光ってた。


「早くあがれたよ‼もう中洲」



10分位あけて


「部屋どこ?」





あっーーー


そう、今日はいつものホテルじゃない。

伝えるのを忘れてた事に、今気付いた。





「フミちゃん、ごめん‼今日は博多駅のホテル」

すぐ既読になるけど返事がない。


部屋番号を伝える。


返事が、ない。


怒ってるの?どうしようか…


部屋の中をウロウロ。

どれくらいたったろうか。インターホンがなった。

急いでドアを開ける。


そこには、いつもの満面のえみのフミちゃん。


思わず抱き締めた。

「ごめん💦💦 」


『顔みせて?』

ちょっとすねた声に聞こえた。


抱き締めていた腕を弛めて下を向いた。


ほっぺが膨らんで怒ってる。


『会える時間、30分少なくなったでしょ?』

そういうと、満面の笑みになった。



かわいい…


いやいや、謝らなくちゃ。


「ほんとにごめんね🙏💦💦」


『具合い大丈夫?連絡無いなんてよっぽどかなーって。返信するより急いできたかったし、ごめんね』



なんで、ごめん?

僕が悪いだろ?



良かった、怒ってなくて。




しばらく、彼女を抱き締めて時を過ごした。

秋篠宮 内親王 眞子さま

先日、ご婚約の会見が行われましたね。


とても、清い気持ちというか、素敵だと思いつつ、拝見しました。



ひとつ思ったのが、小室さんが綺麗な月を見て、宮さまに思わず電話したというくだり。


ふみちゃんを想いだし、にやけてしまった。


あれは、再会してすぐだっただろうか。ふみちゃんが「今日の満月はとっても綺麗。」

と、LINEして来てくれた。後から聞いたら「愛してる」にかけていた。(照)



それから、月のきれいな晩は(特に仕事が遅くなった帰り)よくこの内容のLINEが来る。



僕も、時々先に「月が綺麗」ってLINEしてみる。





ふみちゃんは、僕の月の様な存在だ。


目立たないけど、静かに光を放つ。